ふっさんブログ

スキルなし、知識なしで始めたブログ

警備員

55歳で交通誘導の警備員に就職

投稿日:

警備員

交通誘導の警備員は常に求人募集している

私は特に資格を持っていないし、特別なスキルがあるわけでもなし、学歴も低い。そんな私が学歴不問、経験不問、年齢不問の求人をハローワークやインディードで求人を検索すると、いろいろと求人はありますが、1人とか2人の求人で実際には若い人を希望していることが多く、たいていの求人には55歳という年齢がネックになり、「今回は残念ながら見送らせていただくことになりました。」という返事になることが多いものです。しかしそんな中でも交通誘導の警備員の求人は常にあり、学歴不問、経験不問、年齢不問であり私でもすんなり採用されることになりました。なぜそれほど常時募集しているのか?理由は簡単に想像がつきます。それは一言で言ってキツイからです。交通誘導の警備員は常に外での仕事であり、夏は猛暑の中、熱中症の危険もあり、しかもずっと立っていなければなりません。適宜休憩時間はありますが、トイレが遠くて行けないことも多く過酷です。冬は凍えそうになりながらずっと外で立っての仕事です。これも過酷です。よって、やめていく人も多く常に人材不足になっているようです。

警備員になるための面倒な手続き

1.書類の提出

まず最初に揃えなければならない書類がたくさんあります。

  • 免許証のコピー(これは当然ですね。)
  • 身分証明書(被後見人ではない・禁治産者ではない証明書)
  • 住民票
  • 保険証のコピー
  • レンタルの装備品を紛失または破損したときの買取同意書
  • 身元引受人の同意書2名分
  • 前科がないこと、または5年以上経過していることの誓約書

などの書類を揃えて提出する必要があります。

2.30時間の教育

警備員になるには30時間の教育を受けなければなりません。その内容は、

  • 警備業法、刑法、憲法、道路交通法などの簡単な説明
  • 2号警備の実技練習

特にテキストなどはなく、法律などは聞いただけでは覚えられるものではありません。ただ、最低限知っておかなければならないことはわかりました。警備員は警察のような命令できる権限はなく、お願いして誘導を行うこと、道路での優先順位は1通行人、2一般車、3作業車の順であるということなどです。

交通誘導警備員になり1ヶ月の感想

交通誘導の警備は朝早い

道路の片側交互通行などの警備は、道路工事や道路維持などで土建業者が作業する時間片側交互通行規制をするので、土建業者が作業する時間が朝8:00からだとして、現場まで行く時間を考えると、7:00ごろには出勤する必要があります。この出勤時刻から警備開始までの時給は出ません。(パートの場合)

交通誘導の警備員はそれほど過酷ではない

一日中外での立ち仕事、夏は暑く、肌は日焼けして真っ黒、熱中症にもなりそうで、頭はフラフラといったイメージがあるかと思いますが、そんなに思うほど過酷ではありません。確かに暑いことは暑いし、日焼けもしますが、制服とヘルメットを着用していれば思ったほど暑くはなく、フラフラになることもありません。適宜水分補給をしていれば熱中症になることもなさそうです。まだ寒い冬を経験していないので、寒いときはどうかまだわかりません。

トイレの問題

夏はあまりトイレに行きたくならないので、まだ不便は感じていませんが、寒くなるとトイレが近くなるのではないでしょうか。最近は現場にトイレカーが来るので休憩時間には行けますが、トイレが近い人は休憩時間まで我慢する必要があります。トイレカーが遠いと行くのがおっくうになり、まだ大丈夫かと思って我慢して漏れそうになることもあるかもしれません。また、トイレカーがない現場になった時は立ちションや野糞になる場合もあります。

仕事や休日の予定が立たない

仕事の開始時刻や現場などが前日の19:00ごろでないとわからないので、いちいち前日に確認しなければなりません。休みになることもあるし、確実な休みもないので、前もっての計画が立てにくいのです。前もって休みたい日を申告しておけば休みはとれます。また基本的に日曜日は休みのことが多いようです。

-警備員

執筆者:

関連記事

no image

交通誘導警備員の仕事−徐行ボード持ち

交通誘導の警備員になって最初にやらされるのは、徐行ボード(旗)持ちです。徐行ボードを持って立っているだけなので素人でもだれでもできます。 交通誘導警備員の仕事−徐行ボード持ち1 片側交互通行規制で車両 …